従来型からユニット型特養への再就職体験談。寿退社後で小さい子供がいるなかで…

今回転職体験談を紹介するのは、23歳の女性介護士Aさんです。

従来型特養を寿退社後、小さい子供がいる中ユニット型特養に再就職された介護士さんです。

以下からが体験談になります。

従来型特養を寿退社する。退社前は特に不満なし

転職前の職場環境はとても良かったと思います。

残業は月に8時間程度でしたが、給与面の不満はありませんでした。

人間関係は多少面倒な人もいましたが、特に目立ったトラブルもなく、同期や先輩と仲良く仕事が出来ていたと思います。

従来型の特養だったので、1フロア40人の利用者様がいました。

介護業務はほぼ流れ作業でしたが、コミュニケーションはよく取れていたと思います。

レクリエーションも豊富で、特に不満のない職場でした。

1年3ヶ月で寿退社しました。

寿退社後の復帰の苦労は小さい子供がいたこと

転職活動中の当時、3歳前の子供がいました。

幼稚園・保育園共に激戦区といわれる場所に住んでいたため、転職活動だけでなく保育園を探すのも大変でした。

幸い、近くの認可外保育園に入園出来たのでとても助かりました。

新しい職場を探す方も大変だったと思います。

家の近くには訪問介護やデイサービス、老健・特養、グループホームなどの施設が多く、自分が目指している介護に近い所を探すのが大変でした。

施設のホームページや口コミ、求人情報を何度も確認し、最終的に選んだのがユニット型特養でした。

ユニット型特養に転職してみての感想は?

ユニット型特養は、1ユニット10人の利用者様しかいません。

前の特養とは比べ物になりません。

一人一人の利用者様としっかり向き合い、手厚い介護が出来ると思っていました。

しかし、実際に働いてみると、現場スタッフや栄養士、相談員、施設長など各部署が違う方向を向いていました。

特に施設長は現場経験者ではないのに口を出し、意見を言っても聞いてくれないという状態でした。

全員が同じ目標を持って利用者様と向き合おうとしなければ、より良い介護は出来ません。

また、現場スタッフの人手不足により、日中は1人で10人の利用者様の介護をしなければいけませんでした。

一人一人向き合うには、休憩時間を削って、時には手を抜いて仕事をするしかありませんでした。

以前の施設で出来ていたレクリエーションはほとんど出来ず、納得のいかない事だらけでした。

私は日勤だけのパートでしたが、給与に見合っていない仕事量だなと思いました。

転職活動中の反省点。もっと慎重に選ぶべきだった

実際にやってみなければ分からないと思い、転職先を決めましたが、もっと慎重に選ぶべきでした。

いきなりパートで働かずに、派遣で色々な施設を見てから決めた方が良いような気がします。

また、施設見学が出来るような所であれば是非した方が良いと思いました。

今は高齢者が多いので、施設も沢山あります。

雇う側ではなく、働く側が施設を選ぶ時代だなと思いました。

次転職する時はこの経験を生かしたいと思います。

これから転職する周りの人にも、自分が経験して思った事を伝えたいと思います。

まとめ

以上が介護士Aさん(女性)の転職体験談でした。

寿退社ではなく育休を選択肢にいれても

寿退社後の復帰は保育園問題もあるので、大変だったようです。

Aさんのお子さんは無事保育園に入ることができましたが、寿退社後に復帰するときは、保育園のことも頭に入れて就職活動が必要になります。

転職先を探すのと保育園を探す活動の2つがあると、かなり大変だったと思われます。

各ご家庭で事情がおありだとは思いますが、寿退社ではなく育休などの制度を使っても良かったのかもしれません。

介護事業所によっては育休をとることを好ましく思わないような施設もあると聞きますが、今の時代の流れとは逆行している考え方のように思います。

寿退社前の施設で育休が認められているかわかりませんが、もし認められていないとしても、交渉してみても良かったのかもしれません。

今は育休明けで時短勤務(勤務時間が短くしてくれる国が定めている制度)が可能な施設も増えています。

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子供が小さい中、新しい環境で働くのは、精神的にかなり大変です。

育休をとって復帰後も見知った職員と働いた方が、子供にとってもいいと思います。

どうしても親の精神面の不安は子供にも影響を与えてしまうものです。

また、見知った職員がいる中で働いた方が、子供が熱を出して休まなければいけないときも、新しい環境よりはまだ気をつかわなくてもいい場合が多いです。

施設の種類だけではわからない

また、寿退社する前の従来型特養は人間関係もよかったのですが、転職後のユニット型の特養は職員の向いている先がバラバラで不満を感じてらっしゃるようです。

一般的にはユニット型の方が従来型より利用者さん個々の対応ができると言われています。

でも実際は職員の連携もとれておらず、人手も不足しており、転職前の従来型特養で行っていたレクもできないような状況です。

このように施設の種類だけでは、わからない部分が多々あるのが転職の怖いところです。

「実際にやってみないとわからない」と転職先を決められましたが、Aさんも書かれているように見学をしたりもう少し情報を集めてみても良かったのかもしれません。

そして、情報を集める意味でも、介護の転職サイト(エージェント)に登録してみても良かったと思います。

転職サイトに登録すると、専門のコンサルタントが、「えっそんなことまで知っているの?」という情報を持っていたりすることが多々あります。

 

また小さい子供がいるなか、新しい就職先を自分一人で探していくのは大変だったと思います。

各施設に毎回のように「小さい子供がいて・・・」などの状況を伝えたりする必要もあったでしょう。

そんななか転職サイトに登録すると、自分の状況に合った(小さい子供がいても大丈夫な)転職先をコンサルタントが探してくれるのも力強いです。

もしこれを読まれているあなたが、Aさんと同じような状況であるなら、転職サイトの利用も検討されてみてもいいかと思います。

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