介護職の流れ作業ってどうなの?楽してる?そんな疑問に答えます!

介護職として施設で働いていると、「これって流れ作業になっていない?」って疑問に思うこともあります。

介護の本など見ると、流れ作業は本来あまり良くないことだと言われています。

でも、実際の現場では流れ作業的に介助が行われていたり・・・。

そんな介護職の流れ作業での良し悪しや対応方法について解説していきます。

介護の流れ作業ってどうなの?

流れ作業は本来いけないことで、利用者さん一人一人にあった対応が必要です。

でも実際の話、入浴介助、おむつ交換などで流れ作業的になっている部分も多くあります。

流れ作業は良くないのですが、体力のないお年寄りには効率よく身体介助を行ってあげた方が負担が少ないのも事実です。

また、慣れていない職員さんから見て、流れ作業がひどいように見えても、職員は一人一人個別にケアもしている可能性もあります。

利用者さん一人一人について理解しているからこそ、スムーズに介助しており、はたから見るとひどい流れ作業的に見えることもあるようです。

個々の介護施設なりに考えてやっていることが多い

ちゃんとした施設なら利用者さん一人一人のADLに応じた対応を『できる限り』はしているとは思います(例えば、おむつ交換でもベッド柵を持ってもらったり)。

ただ、多くの施設が『できる限り』という部分でしか対応できないのが現状だと思います。

例えば入浴介助時、利用者さんと浴室に行くときに複数の利用者さんと行ったりすることはないですか。

他には食事介助のとき介助が必要な利用者さんを1テーブルにまとまってもらったりしてませんか。

もっと言うと食事の時間が決まっているのっておかしくないですか。

これらは厳密にいうと個々の希望に応じた対応というわけでなく、介護施設の都合でやっているので、広い意味では流れ作業的な部分になると思います。

 

一人一人に応じた対応をするためには、職員の質も大切ですが、やっぱり職員に人数が重要です。

多くの介護施設では人員が足りていないことも多く、効率化のためにどこかの部分に流れ作業的な部分が入ってくるのはやむえないと思います。

できないことを職員に求めても、職員がかわいそすぎますしね。

どこからどこまでの流れ作業を許すかということは、個々の施設の問題にはなってきます。

介護の流れ作業が不満ならどうする?

もし、あなたが自分の施設で「もっと個々に対応する時間があるはずなのに、流れ作業的になっている」と感じるなら、おそらくは流れ作業になっているのでしょう。

もし流れ作業がいけないと思うなら、少しでも改善できる代替え案を提案することが大事です。

いけないと批判することは誰でもできます。大事なのはどう改善していくかです。

 

ただ、代替え案を提案するには注意点もあります。

それは介護の時間は有限であるということです。

入浴介助にあてれる時間、食事介助にあてれる時間、おむつ交換にあてれる時間、などなど各介助にあてれる時間は有限であることを考慮していくことも大切です。

例えば、入浴介助で個々の利用者さんに応じたケアを行った結果、他の介助時間が削られてしまい、結果利用者さんのQOLはかえって下がってしまうということもあり得ます。

「代替え案はないのか?」「代替えしてしまって他の介助に影響でないのか?」っていう目で現場を見るようにしてみると、介護職としてのレベルは大幅に上がると思います。

頑張って考えてみてくださいね。

 

また、なかなか職員会議で提案できにくいのであれば、話を聞いてくれそうな面倒見のいい職員(施設に1人はいるかと思います)に相談してみるのもいいかと思います。

施設内で話しにくいなら、家族や友人にグチを聞いてもらうっていうのもいいです。

モンモンとした疑問点を自分の中だけでためているのは、あまり精神上良くないので、誰かに話を聞いてもらうといいでしょう。

話を聞いてもらうと、不思議なものでポロッといいアイデアが飛び出してくることもありますよ。

まとめ

介護職の流れ作業の良し悪しや対応方法について私なりにお答えしました。

介護は理想を求めることも大事ですが、同時に現実を見ることも大事です。

理想は理想で「いつかやってやる!」と思いつつも、現実を見ながらベストではなくベターな選択をしていくことも大事だと思いますよ。