老健からヘルパーへ転職体験談。将来の子育てのことを考えて職場を変えるが…。

今回介護職の転職体験談を書いていただいたのは、Yさんという女性介護士(転職当時25歳)の方です。

転職前は老人保健施設で働いていて、転職後はホームヘルパーとして働いています。

転職当時は子供は生まれていませんが、将来の子育てを考慮して、結婚を機に転職されたそうです。

以下が転職体験談になるのでお読みくださいね。

転職前の老健は待遇が悪く、産休も認められていなかった

転職前に勤務していた老人保健施設は介護職員の待遇が悪く、休憩や休日がきちんと取れない状態が続いていました。

さらに他の職種には認められている休育休を介護職員にだけは認めておらず、長く続けられないと思っていずれ辞めようと思っていたところに結婚が決まりました。

すぐ子どもを持つ予定はなかったものの子どもができると確実にやめなければいけないので、今後長く続けられそうな職場に勤務したいと思って転職活動を始めました。

デイかヘルパーへの転職希望だったが、若いとこんなことが…

転職先は結婚した後のことを考えて夜勤のないデイサービスかホームヘルパーを希望していました。

しかし、実際に面接に行くとまだ若いので、できれば老人保健施設か特別養護老人ホームの方が給料もいいし若い力を必要としていると言われ、中には系列の入所施設への勤務を勧めようとする事業所もありました

介護職員は人員が不足していたとは思うのですが、若手の勤務先が固定されがちということを自覚しておかないと、転職はしづらいのだと感じました。

こんな感じで入所施設を誘われましたが、結局、訪問介護事業所にヘルパーとして転職することになりました。

転職先で実際にヘルパーとして勤務してみると…

ホームヘルパーとしての勤務では、基本利用者を一対一で世話をするため、実際の介助では時間に余裕をもって仕事ができることから転職してよかったと思います。

また小さな子どもがいて仕事をしている人が多く、急な子どもの病気でも休めるように対応してもらえたようだったので、将来子どもができた後でも勤務しやすい環境を整えていると思いました。

ヘルパー事業所に転職しての反省点は?

自分の住む地域に訪問介護やデイサービスの事業所はかなり多くありました。

なので、もう少し多くの事業所に問い合わせて勤務時間や給料などを徹底して比較したうえで転職先を探せばよかったと思っています。

特に一部の事業所では子どものいる主婦を積極的に採用したり、0歳児から預けられる託児所も併設されていて子どもを出産した後でも働きやすい環境が整っていると後になって聞きました。

将来のことをもっと考えて転職先を決めるべきだったと思っています。

まとめ

結婚を機に将来の子育ての不安から、老人保健施設から訪問介護事業所へ転職されたYさんの体験談でした。

転職前の老健では産休が認められていなかった

転職前の老健は介護職員には産休が認められてなかったとのことでした。

Yさんの体験談から、いまだに介護施設で職員の産休や育休が認められないケースがあることがわかります。

 

ただ、介護職以外の他の職種は育休が認められていたようです。

老健は他の介護施設に比べて、医師や看護師、理学療法士などの医療職が多く所属しています。

このように医療職が多い職場では、介護職の立場が悪くなることも多くあるようです。

例えば、老健ではありませんが、医療職員が多い病院で看護助手として働く介護職員は、雑用ばかりやらされていて、立場は低いことも多いと聞きます。

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介護職員に対する立場の低さから、介護職員は育休が認められないみたいな流れになったのかもしれません。

このことから、もし老健に転職することがあれば、育休などが可能なのか聞いてから転職を決めた方が良いとも言えます。

 

ただ、この転職前の老健は、女性の社会進出を推進している今の時代の流れとは逆行しているように思います。

もちろん、この老健にも事情があるとは思いますが、私(サイト管理者)的な感想を言うと納得いかないです。

どこの施設も人手不足な状況なので、このような施設には今後人が集まりにくくなることは想像できます。

子育てのことが不安で転職されましたが、Yさんが結婚を機にこの老健を退職したことは正しかったように思います。

年齢が若いと入居型の施設をすすめられる

またYさんの転職体験談から、若いと入居型の施設をすすめられる可能性があることがわかります。

確かに多くの施設で人員が不足していて、老健の経験者であるYさんの介護力は魅力にうつったでしょう。

Yさんからするとヘルパーやデイ職員になるために、採用の応募したのに、応募先から逆提案されて面食らったと思います。

ただでさえ面談時は緊張するものです。

そこで、このような逆提案をされたら、戸惑っても仕方がないと思います。

なので、年齢が若くて入居型の施設の経験者であると、このような逆提案もありうることを考えていた方がいいでしょう。

転職活動には幅広い視点も必要

また、Yさんは転職前の老健の経験からヘルパーやデイの職員を希望しましたが、もう少し幅広く施設を選んでも良かったのかもしれません。

転職前の老健は育休が認められていませんでしたが、転職先の老健などの施設が育休を認めてくれないとは限らないからです。

今おられる訪問介護事業所は小さな子供がいて仕事している同僚も多くいますし、ヘルパーの経験は介護職員としての幅を広げることができるので、いいことだとは思います。

施設介護から訪問介護の職員になる!向いている人って?

ただ多くの入居型介護施設で人員が不足しています。

人員が不足している状況であると、条件の交渉もしやすくなります。

Yさんも入居型の施設という慣れた状況で仕事もしつつ、子育ても両立することもできたかもしれません。

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Yさんも反省点で述べれらていますが、もっと多くの介護施設を見学してから転職を決めたらよかったとも言われています。

ただ、どうしても一人では、視点が狭くなりがちです。

なので、Yさんは介護の転職サイト(エージェント)に登録してみたら良かったのかもしれません。

転職サイト(エージェント)に登録すると、専門のコンサルタントが転職活動の様々な相談にのってくれ、情報も提供してくれます。

また転職希望者の条件にあった介護施設も探してきてくれます。

コンサルタントは「こんな情報まで知っているの?」ということも多々あるので、育休の取得のことはもちろん、人間関係などについても教えてくれたりします。

また条件面の交渉もコンサルタントがしてくれます。

Yさんの転職活動も転職サイトに登録すると、より良い転職先を探せたかもしれません。

今の時代は転職活動時に、転職エージェントを使って転職活動を行うことが主流になってきています。

下の記事は介護の転職サイトを使う理由とおすすめの転職サイトを掲載していますので、参考にお読みくださいね。

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