居宅ケアマネから有料老人ホーム施設職員への転職体験談。経験を積みたくて施設に変わるが…

今回転職体験談を紹介するのは、男性のKさん(35歳)です。

居宅介護支援事業所でケアマネージャーをやっていて、そこから有料老人ホームの施設職員に転職された方です。

居宅のケアマネをされていて、施設職員の経験がなかったため、さらなる経験を積まれるために転職をされたようです。

以下からが介護職の転職体験談になるのでお読みくださいね。

居宅のケアマネから有料老人ホームへ転職したのは

これまで関わらせて頂いたほとんどの高齢者の方々が、「老人ホームには入りたくない」と言われ、居宅介護支援事業所の介護支援専門員として勤務しているときには、在宅介護を支えることにやりがいをかんじていました。

しかし、認知症の方々を在宅介護で支えるには、在宅介護サービスだけでは限界がありご家族様の大きな負担をかけ、認知症の方が在宅で事故死をしてしまったことがありました。

どこかで、プロとして施設を勧めるべきだったかもしれないとの後悔と、これまでの施設介護を経験したことがなく介護施設の表面的な事しか分からない自分に気づき、施設の立場から介護に関わることで知識と経験を得たく転職しました。

転職活動が不慣れで、施設選びや書類作成などで苦労した

転職前までは在宅介護しか興味が無かったため、どのような施設が良いのか悩みました。

グループホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームで悩みましたが質の高いケアを目指せると感じた有料老人ホームにしました。

また、有料老人ホームと言っても首都圏であったため多数の事業会社・施設がありどの会社に入るのがよいのがで大変悩みました。

転職活動自体が多く経験するものではないため職務経歴書の書き方に苦労し、インターネットで何度も調べました。

有料老人ホームで施設職員として働いてみて…

在宅介護と違い、24時間365日でシフト勤務となり、その大変さを身を以て経験しました。

頭では分かっていても、その立場に立って初めて理解出来たことも多く、施設は高齢者の命を預かっているという点で在宅介護と責任の重さが大きく異なるモノであることを体感しました。

しかし、その分やりがいが非常に大きく高齢者のかたの人生の最期の時間、看取りケアに関わることで介護感が大きくかわりました。

また医療連携についても非常に深い関わりとなり、医療に関する知識向上にもつながりました。

転職活動の反省点は時間的余裕がなかったこと

私の場合、退職を決めて退職届けを提出した後に転職活動を開始したため、時間的余裕がなく少ない選択肢から選ぶしかない状況を自ら作ってしまいました。

もう少し計画的に転職活動を行えるよう、また様々な会社を見たうえで転職先を慎重に選ぶ環境が出来るよう、時間にゆとりをもって転職活動を行うべきであったと個人的には反省しています。

また、直接応募するよりも人材紹介会社などを利用しエージェントの方へ自分の希望を伝えると、より客観的なアドバイスを頂けることを後から知ったためリサーチをしっかりと行うことも大切だと感じました。

まとめ

以上がKさんの転職体験でした。

居宅のケアマネジャーとして仕事をされていましたが、入居型の施設職員として介護経験がないため、表面的にしか知識がないことを改善したいと思い、有料老人ホームに転職されました。

転職はマイナスだけではない

このKさんの転職体験談から、転職はマイナスだけの理由でするものではないことがわかります。

多くの方は待遇や人間関係、施設のやり方に不満を感じていて、転職されることが多いです。

転職と言うとマイナスの理由が先に立ちがちですが、Kさんは志が高く、より成長するために転職されました。

実際、転職されて、施設職員としてのやりがいを多く感じられています。

このKさんの行動は、とても尊敬できる行動だと思います。

 

多くの人の転職のきっかけはマイナスの理由であることも多いと思いますが、このKさんの転職活動のあり方はとても参考になるのではないでしょうか。

転職をネガティブにとられるのではなく、ポジティブに考えることも大切であることを気付かせてくれます。

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ポジティブににとらえることで、転職活動のモチベーションも保ちやすくなります。

また、プラスの理由があった方が面接で志望動機なども伝えやすくなるのも大きいです。

面接試験では、人間関係が悪かったなどのマイナスの理由を言うのはやめた方がいいと言われています。

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やっぱり自分の気持ちにポジティブな気持ちもあると、面接でもブレにくくなるものです。

志は高かったが、転職活動で苦労もされる

Kさんはこのように志が高く転職活動をされました。

ただ、そんなKさんでも転職活動では下のような苦労をされたようです。

  • 施設選びで苦労
  • 時間的余裕がなかった
  • 職務経歴書など書類作成に苦労

施設選びで苦労

昔に比べると今は高齢者介護の需要が多くあり、多くの施設が作られています。

こんなふうに転職先の選択肢が多いのはメリットですが、逆に選ぶことは大変になっています。

有料老人ホームなど同じ種類の施設であっても、中身は各事業所で異なる場合も多くあるからです。

Kさんは施設介護に今まで関心がなかったから転職活動を苦労されたと言われていました。

ただ、Kさんの前職はケアマネなので、まだ各法人の情報が入りやすい立場にあったと思います。

転職したい施設そのものの情報がなくても、訪問介護事業所など関連の事業所と関わることがあれば、その法人の雰囲気などはつかみやすかったと思います。

そんなKさんでも転職先を選ぶのに苦労されたので、単なる介護職員だった場合はより大変になることが想像できます。

転職活動の時間的余裕がなかったこと

転職活動の時間的な余裕がなかったことでも苦労されたようです。

Kさんももう少し計画的に動いていた方が良かったと話されていますが、在職中に求人を探すなどの転職活動もしておくと精神的に少しでも余裕を持って活動できたと思います。

長く求人を見ていると、求人を見る目も養うこともできます。

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時間的な余裕がなかったことも、転職先を選ぶことを苦労された原因の1つになったのではないでしょうか。

職務経歴書などの書類作成に苦労

Kさんは転職活動をあまり経験されたことがなかったので、書類作成なども苦労されました。

介護業界に入ってくる職員は、一般企業に就職するための就職活動を経験をせずに入ってくる場合も多いです。

一般企業に就職や転職活動すると何社も書類を送るのが通常です。

そして1次2次など何回も面接があることがほとんど。

しかし、介護業界の面接試験の多くは、1回きりの面接である場合が多いです。

なので、どうしても介護業界にいると、転職活動の経験知を得れる回数が限られてきます。

 

最後にKさんも書かれていますが、介護の転職エージェント(サイト)に登録してみても良かったと思います。

転職エージェントに登録すると、専門のコンサルタントに転職に関する様々なことを相談でき、悩まれた書類作成のアドバイスにものってもらえます。

施設選びでも苦労されたようですが、多くの施設の中からKさんの希望にあった転職先を探してくれます。

コンサルタントは様々な情報を知っていることも多いので、その施設の介護のあり方や人間関係などについても教えてもらえたりも。

また時間がないなか転職活動するのも大変だったようですが、コンサルタントに相談しながら転職活動することで効率的に動くことができ、結果、時間の短縮もできたでしょう。

Kさんのように転職活動の志が高い方は特に、コンサルタントと相談することでより納得できる転職活動にすることができたのではないでしょうか。

下の記事は転職サイト(エージェント)をおすすめする理由と、おすすめの転職エージェントの情報が載っているのでお読みくださいね。

介護の転職サイトでおすすめは?エージェントって利用した方がいいの?