デイ介護職員から入所施設への転職体験談。障がい者デイから身体障がい者療護施設へ変わってみると…

今回介護職の転職体験談を教えていただいたのが、女性介護士のHさん(転職当時28歳)です。

障がい者デイサービスから身体障がい者療護施設へ転職され、デイから入所型施設への転職体験談です。

障がい者施設での転職体験談ですが、介護保険施設にも活かせる学びがある体験談です。

以下からが転職体験談になりますので、お読みくださいね。

転職前の障がい者デイではサービス残業だらけ。業務も大変で身体障がい者療護施設へ転職を決意。

転職前の障碍者デイサービスでは、とにかくサービス残業だらけ。

朝も勤務1時間前からデイサービスの準備を行うことを強制され、お昼休みなんてもちろんなく、利用者の食事介助をしながら自分も食事をつまんでいました。

そして、利用者を送り出してからは今度は施設内の清掃をするんですが、清掃中もご家族のお迎えでトイレを使いたいなど言われトイレ掃除もいつするねん状態。

毎日てんやわんやで利用者の様子をきっちり見る余裕なんてありませんでした。

入所施設にいけばきちんと休憩も確保でき、送迎もないのでゆったりと利用者さんと過ごせると思ったため転職を決意しました。

施設に所属しながらだと転職活動の時間が大変。また職場にもばれてしまう。

転職前の職場で勤務していると自宅に帰ってからもくたくたで、なかなかじっくり調べることができなかったです。

本当は、転職先に選んでいた施設もいくつかあったので、事前に見学もしたいと思っていました。

でも、忙しすぎて、休日も時々出勤してましたので、不可能でした。

それと自分ではわかりませんでしたが、もう転職前の職場での仕事意欲がなくなっていたようです。

そのことを職場の同僚に見透かされていたようで、あの人やめるんじゃないかと噂をたてられ、残りの勤務日数職場にいづらくなりました。

転職先の身体障がい者療護施設では休憩時間もしっかり確保されていた

転職先の身体障がい者療護施設では転職前のデイより休憩時間もきっちりと確保されており、食事もゆっくりととれました。

基本給はあまり変わりませんが、だいたい1回/週のペースで夜勤に入るので、夜勤手当の分だけは収入がアップしました。

また、夜勤明け午前中で退勤するので、その日の時間を有意義に使えるようになったのも隠れたメリットでした。

入所棟と事務所棟は別なのであまり施設長などの上司と顔を合わすこともないため、気楽に仕事ができたことがもよかったです。

それに変則勤務のため職場に嫌な人がいても、毎日顔を合わすわけではないのでその分が随分気楽になりました。

転職するまで時期が短すぎる。またデイから入所施設に転職して慣れるのに時間がかかる。

転職しようと思った時から、実際に転職する時期までの期間が短すぎて、あまり事前にいろいろなことをリサーチできなかったです。

できたら、1年位前から計画しとくんだったなと思いました。

それに入所施設に転職し、24時間体制で利用者をみていると生々しい場面にも遭遇します。

なので、最初のころは本当にびっくりすることだらけで泣けてくることもありました。

それと変則勤務のため体調管理が最初のころはうまくいかなく、体が慣れるまでに6か月くらいかかりました。

転職自体少々安易に考えたところがあったかなと反省しました。

まとめ。デイから入所施設へ転職して…

障がい者デイサービスから入所施設の身体障がい者療護施設に転職したHさんの体験談でした。

転職前の障がい者デイでは、サービス残業が当たり前になっており、本来は出勤時間前の朝や自由に使えるはずの昼休みも業務をされていたので、入所施設への転職を決意されました。

職場でのサービス残業が当たり前になっていたら、1人の職員が改善しようとしても難しいことが多いです。

介護施設はサービス残業が当たり前?原因や改善方法を解説します!

なので転職を決意されたことは立派な選択肢だったと思います。

転職した身体障がい者療護施設では、休憩もちゃんととれているようですし、様々なメリットも感じられているようです。

デイから入所施設に転職することのメリットは?

入所施設で働くと、日勤のみではなく夜勤も入ることになります(入所施設で正社員として働くには、夜勤など様々なシフトで働けることを条件に挙げている場合も多いです)。

そうすると当然なんですが、夜勤に入るぶん夜勤手当がつくので、給料も上がることが多いです。

逆に入所施設からデイサービス職員になり夜勤手当がなくなって、困っている介護職員も多くいます。

今回のHさんは入所施設に転職したので、給料が上がるケースでした。

 

また夜勤は給料が上がるだけでなく、夜勤明けを有効活用できます。

夜勤明けは朝で業務が終わるので、その日を休日のように使うこともできます。

そして夜勤明けの次の日は本当の休日になっていることが多いです。

そんな夜勤明けと休日を組み合すと、様々な予定も立てやすくなります。

介護職員は変則勤務で旅行などに行きにくいように思われているかもしれませんが、夜勤明けを活用することで旅行も可能です。

介護職は旅行で気分転換!行った方がいい理由と方法を解説します!

 

そしてHさんも書かれているように、変則勤務であると、職場に自分と合わない介護職員がいても顔を合わす回数が少なくなるのもメリットを言えます。

このように夜勤に入ることは大変ではあるのですが、メリットも多くあります。

デイから入所施設への転職のデメリットは?

もちろん入所施設に転職するとデメリットもあります。

それは夜勤などの変則勤務をすることで、体調管理が難しくなることです。

私はベテランの介護職員から「何年やっても夜勤は慣れない。むしろ疲労がたまっていく。」という話を聞いたことがあります。

介護職員が夜勤など不規則勤務で体調管理する方法は?

Hさんもこのような変則勤務に慣れるまで、6か月くらいかかっており大変さがわかります。

 

またデイから24時間体制の施設で生活を支えることで、デイでは体験できないような辛い経験をすることが多くなります。

日中と夜ではサービス利用者の精神状態も大きく変わることも多いですし、夜間帯の人手が少ない時間に転倒や病気になると大変です。

もちろん夜間帯に急変もありえます。

なので、デイから入所施設へ転職を考えられている介護士さんは、上記のことを頭に入れてから転職するようにした方がいいでしょう。

在職中に転職活動するのは大変!

Hさんの体験談から在職中の転職活動は大変であることもわかります。

Hさんの転職前のデイはサービス残業が多かったためよけいに大変だったと思いますが、仕事で疲れて転職活動も並行して行っていくのは本当に大変です。

Hさんも長期で転職活動をするべきだったと反省していますが、在職中に転職活動するときは計画的に転職活動をしないとうまく活動しにくいです。

また、Hさんは転職前のデイに転職することがバレてしまったようですが、人間なので普段と態度が異なってしまって感づかれることもあります。

転職前にバレてしまうと、Hさんの体験談にもあるように、職場におりずらくなります。

転職を心の中だけで思っていても、普段と態度が異なることも考慮して慎重に働く必要があることがわかります。

介護士が在職中に転職活動するメリットは!退職後の場合と比較するよ!

 

またHさんは1人で転職活動をされたようですが、その場合時間がかかって当たり前です。

転職先の施設探し、施設への応募、面接の日程調整など1人で行うのは大変です。

特に在職中に転職活動をされるなら、本当に大変です。

なので、Hさんは介護の転職エージェント(サイト)に登録して転職活動しても良かったかもしれません。

転職サイトに登録は無料できますし、登録すると専門のコンサルタントが転職活動の様々な相談にのってくれ、効率的に転職活動ができます。

転職サイトに登録しても障がい者施設の転職先は少ないかもしれませんが、様々な可能性を考慮してコンサルタントがHさんの希望にあった施設を探してくれます。

条件面の交渉などもコンサルタントが行ってくれますしね。

転職サイト(エージェント)を少しでも検討しようと思うのなら、下記のサイトが詳しく解説しているのでお読みください。

介護の転職サイトでおすすめは?エージェントって利用した方がいいの?