介護職が利用者さんを叩いてしまった!イライラの予防策を解説します!

介護職をしていて利用者さんを思わず叩いてしまった、もしくは叩こうとしてしまったなんてことがあるかもれません。

介護職が利用者さんを叩いてしまうと、当然のように懲戒免職もありえますし、場合によっては刑事事件になることもあるかもしれません。

非難される行為であって、罪はつぐなわなくてはいけません。

ただ、そんな叩く行為を肯定しているわけではないですが、気持ちがわからなくはないです。

認知症の利用者さんから一方的に暴力を受けることも多く、利用者さんは守られているけど、私たち介護職員はやられっぱなし。

それが仕事といえばそうですが、割り切れませんよね。

そして、介護職ってお給料が高くない仕事なので、「このお給料の割には・・・」と気持ちを割り切りにくいのも事実です。

でも、ダメなことはダメですよね。

なので、利用者さんを思わず叩いてしまったり、叩きそうになって反省している職員さんも多いと思います。

そんな介護職員さんに利用者さんを叩かないための予防策を解説していきます。

叩いてしまった利用者さんの症状と、自分の行動を整理する

まずは、その思わず叩きそうになってしまう利用者さんの症状や行動に向き合うことがが大切です。

その利用者さんの症状や行動に向き合って整理しつつ、病気のことなどでわからないことは学んでいき、知識として理論立てておくことが大事です。

理性では叩くことがダメとわかっているはずです。

でも、叩くことをおさえてくれない程度の理性になっているから、叩こうとしてしまいます。

なので、理性を理論で強化しておくんです。

その利用者さんのことを整理しておくことで、冷静にもなりやすいですよ。

 

また、利用者さんを叩く行為は起こるべくして起こった行為とも言えます。

例えば、それまでもその利用者さんを嫌という思いあったり、普段も苦手なのであまり相手にしないようにしていたり。

これらにちゃんと理論立てて向き合いましょう。

嫌や苦手という思いは、自分の気持ちや行動を整理することで越えることもできます。

教科書的な対応だけでなく、思わず手が出そうになってしまった時などの気持ちや行動をあらかじめ整理して決めておくといいでしょう(一番最後に怒りのコントロール例も紹介します)。

介護職員間で暴力をふるう利用者さんのことを話し合っておく

職員間で暴力をふるうような利用者さんの対応のことを話し合っておくことも大事です。

施設としての取り組みがあれば、個々の介護職員の反射的な暴力を予防することにもつながります。

暴力をふるう利用者さんの対応をほっておくと、次の職員のやり返し暴力を生んでしまうでしょう。

もし、やり返さなかったとしても、暴力をふるってきたのをかわして利用者さんが転倒するということも起こりえます。

 

話し合うときは教科書的な対応だけでなく、実際どうするのかってことを話し合っていくことが大事です。

例えば、不穏状態であれば応援を呼ぶ。ひどい暴力の利用者さんには2人対応を基本とする。などの施設としての取り決めを話し合っておきましょう。

夜勤中や入浴介助中など職員の応援を呼ぶのが難しい場面はどうするのかなども含めて、ケア会議などで話し合いをしてみましょう。

こういう取り組みを決めておかないと、結局一人で対応してしまうもんです。

お互い忙しいので気をつかってしまって、「一人でやろう」なんて頑張ってしまう職員さんも多いです。

取り決めがないと呼びにくかったりもするので、施設としての対応をケア会議等で話し合いましょう。

 

また、会議等で上司も巻き込んでいくことも大事です。

上司は「何でも相談してください」といいことだけ言って、実際に何かあったら現場職員の責任と切って捨てる上司もいます。

そんな上司は叩いたという結果だけを見て、「なぜ」や「どのように」という部分を見てくれなかったりもします。

早い段階で上司を巻き込んでおくことで、現場の介護職員にだけに責任を負わさないようにもできますよ。

利用者さんを同情してみる

その叩きそうになってしまう利用者さんのことを同情してみるのも有効です

利用者さんに愛情を持てというのは難しいかもしれませんが、同情することはできると思います。

認知症になって暴言や暴力がなぜか出てしまうのってかわいそうですよね。

そんな利用者さんの立場に立って同情してみるのも、叩き返しの抑制につながりますよ。

普段からストレス解消をするのも大事

ストレスを普段から解消するようにすることも大事です。

休日などに運動したり、ゆっくりお風呂に入ったり、映画を見たり、趣味活動を行ってストレス解消するようにしてみましょう。

気持ちがカツカツだったら、どんなにできた介護職員さんもおかしな対応をしてしまいます。

なんでもいいので、ストレス解消をするようにしてみましょう。

気分転換できることって、介護職ではとても重要なスキルですよ。

 

また、気持ちをためこまず同僚にグチを聞いてもらうのも、いいストレス解消になります。

不満をためこんでいたらマグマのようにグツグツしてしまって、いつか爆発してしまいます。

普段の仕事の愚痴を聞いてもらうだけでも心が少し軽くなったりするもんです。

仲の良い同僚がいなければ、家族や友人に話を聞いてもらうだけでもずいぶん違いますよ。

怒りのコントロール方法を知っておく

利用者さんを思わず叩いてしまわないようするためには、怒りのコントロール方法を知っておくことも有効です。

怒りのピークが持続するのは、6秒と言われています。

この6秒をやりすごすことができたら、利用者さんを叩いたりということが起こりにくくなります。

やばいと思ったらその場を離れて少し落ち着くのが一番なんですが、介護職は入浴介助時やおむつ交換時など、すぐに離れることが難しい場合も多いです。

そんな場合はやばいと思った時に、怒りを数値化することをおすすめします

0が全く怒っていない状態で、10が今までの人生でもっとも怒った状態と仮定します。

やばいときに「今の怒りってどれくらいだろう?」って考えると自然と6秒たちますし、数値化しようとしたことで冷静にもなれます。

利用者さんの安全に配慮しつつ、やってみてくださいね。

まとめ

介護職員が利用者さんを思わず叩こうとしてしまうことの予防対策を解説しました。

これらのことがあなたの介護職員としての行動に役立てば幸いです。