介護事業所の勉強会のネタは?社内研修のテーマやアイデアを紹介するよ!

月に1回など定期的に勉強会をやっている介護施設も多いと思います。

そんな勉強会で困るのが勉強会のネタやテーマです。

そこで介護事業所で勉強会や社内研修をやるときのネタやテーマについて紹介していきます。

介護の勉強会では実際の介助をネタにやってみるのもいい

介護の勉強会では実際の介助をネタにやってみるのもいいです。

例えば、排泄介助を職員同士でやって、おむつをつけあったり。

誰か職員に半日おむつをつけてもらって、感想を聞いたりするのもいいでしょう。

実際に入浴介助をしあったりするのもいいです。

利用者さんと同じように片マヒのようにテーピングしたりして行うと、利用者さんの気持ちも体験できます。

介護職員がオッケーなら実際に水着を着て介助しあってもいいかもしれません。

おそらく男性職員が利用者役になるとは思いますが(笑)

 

このように実際の介助技術を見せ合うと、自然に意見情報交換会にようにもなります。

各介助技術を個々の介護職員独自の技術でやっているケースも多いです。

普段の業務が忙しいですし、利用者さんのプライバシー保護の観点もあり、他の介護職員が介助している様子を見る機会は意外と少ないです。

各介護職員の介護技術を確認することで、お互いの介護技術を向上させることができますよ。

 

また、様々な介護食を実際に体験してもらうのもいいでしょう。

  • ミキサー
  • 刻み
  • 市販の介助食
  • トロミのお茶

などの体験をしてもらうと、実際の利用者さんの気持ちもわかりやすいです。

あえて強めにトロミをつけたりして、トロミ具合によってどんな食感になるのかを体験してもらうのもいいでしょう。

医療や疾病のことを介護の社内研修のテーマにするのもいい

介護の現場では医療的な知識は欠かせません。

でも意外と医療的な知識を苦手にしている介護職員も多いです。

そこで医療や疾病のことを社内研修や勉強会のテーマにするのもいいでしょう。

疾病をとりあげるときは、実際にお世話している利用者の疾病をとりあげると、職員もやる気をもって研修にのぞみやすくなります。

例えば、糖尿病をテーマにするのもいいでしょう。

利用者さんでも糖尿病の人が多いはずです。

軽度の利用者さんから、インシュリンをうたれているような重度な利用者さんもいたり。

 

また、疾病のことを取り上げるときは、基礎的なことをおさえつつ、実際の介護場面に活かせるレベルまで具体的に話していくことでより役立つ勉強会になりやすいですよ。

糖尿病を取り上げるのであれば、低血糖のときに利用者さんがどんな感じになるかなど観察のポイントも解説したりするといいでしょう。

 

その他、医療的な知識もあった方がいいです。

  • バイタルサイン(脈のとりかたや水銀血圧計のやり方を再確認したり)
  • ターミナルケア(医療的な観点からの説明をしてもらったり)
  • 急変時の対応(浴室や居室の場合などいろんな事例を解説するのもいいかと)
  • 服薬管理(薬の重要性を説明したり、実際の介助でどのように服薬しているのかなども)

なども勉強会のネタとして有効です。

これらを取り上げる時も、実際の介助ではどのようにするのかという具体的なレベルまで落とし込んで説明した方が実りのある研修になりやすいです。

精神疾患のことも介護の勉強会のテーマになる

精神疾患のことも介護の勉強会のテーマになります。

認知症の利用者さんの対応はもちろんですし、他の精神疾患の利用者さんもいると思います。

この精神疾患の社内研修も、実際の介助場面まで落とし込むと、よりいい感じの研修になるでしょう。

受容という言葉を介護職員は理解していると思いますが、実際のところはどうなのかを研修で取り上げて話し合ってもらうのもいいですよ。

また、うつ病などのことを取り上げると、職員のメンタルケアにもつなげることができます。

季節的な視点で介護の社内研修のテーマを決めてみる

季節的な視点で社内研修のテーマを決めると、介護職員にとっても直近のことなので、やる気を持って勉強会に取り組んでもらいやすくなります。

例えば、

  • 冬が近づくとノロウイルス、インフルエンザなどの感染症。
  • 夏は熱中症、脱水
  • 9月は防災の日(9月1日)があるので、防災関連

などのテーマを取り上げてみると、研修に対するやる気が高まりやすくなりますよ。

介護職員として最低限知っておいた方がいいことも

介護職員として最低限知っておいた方がいいことも、勉強会のテーマになります。

  • 法人の理念や組織、概要など(理念をちゃんと答えられない職員も多いです)
  • 基本的なコミュニケーションのはかり方(多職種連携のチームで動く介護職員には必要です)
  • マナー接遇(利用者さんだけでなく家族さんと話すこともあります。電話応対なども)
  • 介護保険制度の概略(介護保険のことをちゃんと理解していない職員も多くいます)
  • ケアプランの意味について(施設職員の場合、意味をちゃんととらえられていない場合も多いです)
  • 個人情報管理(法律にも定められているので個人情報の取り扱いはとても大事です)
  • 身体拘束や虐待のこと(介護職員がやったらどうなるかを解説してもいいでしょう)
  • 苦情をうけたときの対応について(苦情はどうしてもあるものなので、その時の適切な対処方法を)
  • 多職種の仕事の理解(実際的な場面を各職種の立場にたって説明するといいでしょう)

などのことをテーマにして勉強会を開催してもいいでしょう。

ただ、これらのことは実際の介護場面から離れてるようなテーマが多いので、いかに実際の介護現場とつなげて話すようにするかが大事になります。

例えば、個人情報のテーマで話すとして法律のことを説明するのもいいのですが、ただ法律の説明だけにならずに個人情報を守るための実際の対策などを勉強会のなかに盛り込むことが大事です。

介護とは一見関係ないことも勉強会のネタになりうる

介護とは一見関係がないようなことも勉強会のネタになります。

例えば、

  • 社会的な常識(意外と報連相など社会常識を知らない介護職員も多いです)
  • (職員の服の色がどう利用者さんに影響を与えるかなど)
  • 環境(照明の色や家具の配置の心理的効果など)
  • チームで動くことについて(介護はチームで動きます)
  • 団体行動の心理(介護施設は利用者さんも職員も団体行動になることが多いです)

なども勉強会のネタになります。

介護の仕事は利用者さんの生活を支えるので、切り取り方次第でいろんなネタが転がっていますよ。

事故や予防も介護の研修のネタになります

事故や事故予防のことも介護研修のネタになります。

事故予防には危険を予知する能力も必要ですし、ヒヤリハットなどのリスクマネジメント的な考えも大切です

事故も実際の事例をとりあげてやるのもいいです。

事故やヒヤリハットの検討会にするのもいいでしょう(事故をおこした職員を責めないようにする配慮は必要ですが)。

入浴、食事、移乗などテーマにわけて事故予防にしても1つのテーマを深めることができていいかもしれません。

介護事故も切り分け方で、様々なテーマにしやすいですよ。

リハビリ的な観点も勉強会のネタになる

介護の勉強会はリハビリ的な視点も、社内研修のテーマにしやすいです。

  • 半身まひの利用者さんの移乗
  • おむつをする人とおむつをしない人の見極め
  • 座位や臥床時のポジショニングなど(褥瘡とからめて説明したり)
  • 口腔ケアの必要性
  • 嚥下のリハビリ的なアプローチ
  • 介助する人間の腰痛予防(介護職員は腰痛持ちが多いです)

などをテーマにすると生活に密着したリハビリになり、介護職員にとっても役に立つ勉強会になりやすいです。

自分の施設や関連の事業所に、理学療法士さんなどリハビリの職員がいたら、お願いしてみるのもいいかと思います。

外部研修もテーマになる

各地域で外部研修を開催していると思います。

これらの外部研修の内容も報告会的に発表すると、勉強会のネタになります。

また、予算の都合もあると思いますが、外部講師に頼んでみるのもいいかと思います。

地元の消防署がAEDの取り扱い方を無料で出張研修やってくれたり、保健所などの各公的機関でも無料で出張講師をやってくれるケースもありますよ。

こんなのも介護の勉強会のネタになる

上でも数多くとりあげていますが、介護の勉強会のネタは切り取り方次第です。

例えば、外出行事という観点で考えてみると、外出行事に使えるような公園などの場所を各職員が確認して発表してみるのもいい研修のネタになるでしょう。

障がい者トイレの場所、スロープ、段差の有無などを実際に見に行って写真付きで発表したり。

その公園などの管理者に問い合わせしたり。

いくつかの公園をランキング形式で発表しても面白いかと思います。

公園だけでなく、ショッピングモールやお花見場所、初詣場所などにもアレンジできますよ。

レク・行事担当職員も大助かりになって、一石二鳥です。

職員会議よりざっくばらんに意見を言い合うのも

職員会議では、どうしても形式的な感じで進むこともあります。

そこで研修でグチを言い合う会みたいな感じの場を設定して、ざっくばらんに意見やグチを言い合う場を設けてみるのもいいです。

職員同士が仲が悪くならないように、誰かの批判にならないようにすることが大切ですが、グチを言い合うことで解決策が見つかったりもします。

 

また、新人さんに事前にアンケートをして新人さんの疑問について、ざっくばらんにいろんな職員が答えてあげるようにしてもいいでしょう。

もちろん新人さんの気持ちを配慮して勉強会を行っていく必要はありますが、新人さんも疑問解消をいろんな職員からアドバイスを受けることができるので、より理解しやすくなります。

新人さんが疑問に思うことって、意外とベテラン職員でもわかっていないことがあったりもして、ベテラン職員もためになる勉強会にもなります。

誰も答えられない場合も想定して、研修担当があらかじめ全ての疑問の回答を考えてあげておくといいでしょう。

介護の勉強会は同じ内容のテーマをするのも

介護職員の社内研修は以前と同じ内容のテーマにしてみるのも、別に構わないと思います。

研修の限られた時間では、概要的なことを話して終わってしまうことも多いです。

研修の取り上げるテーマによっては、切り取り方も様々ある奥の深いテーマも多いです。

そんなときは別の機会に同じテーマでもっと深める内容をやってもいいでしょう。

例えば、介護技術などそれぞれ1つ1つで奥が深いです。

角度を変えると、別の勉強会のネタになったりもします。

職員も一つの技術や知識について、多角的に深めることができますよ。

また、各勉強会の質疑応答から、さらに深める勉強会のネタにもなりえます。

勉強会のネタは各介護職員にアンケートをとってもいい

勉強会のネタは、各介護職員さんが何を知りたいのか調べてみてもいいかと思います。

アンケートをとって、多くの介護職員が知りたいと思っているテーマは取り上げると、勉強会に対するやる気もあがりやすくなります。

その場合は各職員さんは具体的な場面のケースが知りたい場合が多いと思うので、実際の場面ではどうなのかを検討会的にやってみてもいいかもしれません。

座学が続くと介護職員も疲れ気味なので

次のテーマを考えるときは、座学が続かないように配慮することも大事です。

座学が続くと介護職員のやる気が維持しにくくなります。

介護職員は普段身体を使った仕事をしているので、座学ばかりが続くと、どうしてもやる気が維持しにくくなる傾向があります。

「先月は疾病系の座学をやったから、今月は身体を動かす系をやろう」などの配慮するといいですよ。

まとめ

介護事業所での勉強会や社内研修のネタやテーマについて紹介しました。

いろんな切り取り方や多くのネタを取り上げたので、勉強会のテーマを決めるときに活用してみてくださいね。